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SPIRAL+diskunion 1週間先行販売!
ブラジル音楽界随一の才能、ハファエル・マルチニによる満を持した一大組曲がこれだ!!

●ハファエル・マルチニ・セクステット+ヴェネズエラ・シンフォニック・オーケストラ  / スイチ・オニリカ / Hope in the Past / JPN / CD / 2,500円+税


現代ブラジルで最も傑出した才能の一人とされるハファエル・マルチニが、オーケストラとともにドビュッシー、ジョビン、ピシンギーニャ、ストラヴィンスキー、ギル・エヴァンス、リゲティの間に照応関係を見出す、マニエリスム的「一致する不一致(ディスコルディア・コンコルス)」。ジョアナ・ケイロス、アレシャンドリ・アンドレスが参加。
「夢幻組曲/夢の組曲」の意味の本作 «suíte onírica»は、全 5 曲から成る交響楽団、ジャズ・セクステット、オーケストラ、クワイアの為の組曲です。日本盤のカバーアートはマニエリスムを代表する画家の一人、Giuseppe Arcimboldo の「四大元素〈水〉」を使用。


Rafael Martini(ハファエル・マルチニ)
作・編曲家/ピアニスト。現代ブラジルの音楽シーンにおいて最も傑出した作・編曲家として、世界的な評価を獲得。2013年にリリースをした、ソロアルバム«Motivo»は最優秀器楽アルバムとして権威あるマルコ・アントニオ・アラウージョ賞を受賞。また、多くの作品に音楽監督/ピアニストとして参加し、Mônica Salmaso, Sérgio Santos, Antonio Loureiro, Joana Queiroz,Nelson Ayresなど、名だたるアーティストと共演している。現在は、ブラジルのみならずニューヨーク、ウルグアイ、アルゼンチン、スペインなどでフェスティバルやライブに出演。2016年に〈SPIRAL RECORDS〉から発表された«GESTO»に続き、ベネズエラ交響楽団と制作した«suíte onírica»の日本盤が8月に同レーベルよりリリース。


■ Artists
Rafael Martini(piano, vocal)
Alexandre Andrés(flute)
Joana Queiroz(clarinet)
Jonas Vitor (saxophone)
Trigo Santana(bass)
Felipe Continentino(drum)


 


1. Pêndulo
第 1 曲〈Pêndulo(振り子)〉では、夢に吸い込まれていくときに起こる意識の流れを描きました。1970 年代の Matita Perê、Urubu といったアルバムの頃のジョビンのオーケストレーションに、影響された曲だと思っています。それらのアルバムは、人生で最も聴いたものの 1 つだから。この曲では、ぼくが音楽を最初に作って、マケリーが歌詞を付けた部分と、反対に歌詞が先でぼくが音楽を付けた部分が、混ざっていて、それが面白いと思っています。


2. Éter : Dreaming on Pixinguinha
第 2 曲〈Éter(エーテル)〉のサブタイトルは、「ピシンギーニャと夢みながら」ですが、ショーロの雰囲気があるワルツです。ピシンギーニャは、ブラジル音楽の父のような作曲家で、彼の代表曲〈カリニョーゾ〉へのオマージュです。音楽を伴ったとても精細な夢をみることがあります。これはぼくにもよく起こることですが、他の音楽家たちにもよくあるようです。すべてが鮮明に聴こえ、起きているときの演奏よりも、より鮮明な音楽だと思えるほどです。この曲を着想した夢ではピシンギーニャと一緒に演奏しました。ぼくのピアノとジョアナのクラリネットのインプロビゼーションに対して、オーケストラが追いかけてくるところが面白いと思っています。音が層になっている様は、夢がはじまっていくときの様子を表しているようです。


3. Dual
中盤、第 3 曲〈Dual(デュアル)〉は、ぼく自身が歌うつもりで作りました。マケリーは、多くの神話を参照する歌詞を書いてくれて、夢の世界と現実世界の間の乖離について歌っています。夢がほぼ死んだ状態だというアイデアに着想し、別の世界への小旅行を歌っています。ギリシャからアンゴラまで、多くの神話と宇宙進化に言及した歌詞です。グリッサンドするアレシャンドリのフルートも聴きどころです。


4. Rapid Eye Movement:Dreaming on Stravinsky
第 4 曲〈Rapid Eye Movement(レム睡眠)〉は、タイトルが睡眠の状態を表しています。「ストラヴィンスキーと夢みながら」というサブタイトルがありますが、第 2 曲と同様に、音楽と夢についての内容です。この曲ではストラヴィンスキーを参照していて、曲が展開する主題として、《春の祭典》の小さな 1 節を引用しています。この第 4 曲で、悪夢は、歌詞の内容として歌われ、マケリーが書いた悪夢のストーリーが、合唱によって強調されました。ジョアナのバス・クラリネットのソロに導かれて曲が進みます。


5. Loops
最後の第 5 曲〈Loops(ループス)〉は、「明晰夢」といわれる現象についてです。寝ているのに意識がはっきりしていて、でも、ある瞬間には、体がコントロールできなくて、目もあけられない。まるで永遠かのように感じられる「ループ」の中に閉じ込められたかのような状態について歌っています。


※インタビュー、翻訳:花田勝暁|月刊ラティーナ編集長


1. Pêndulo
2. Éter : Dreaming on Pixinguinha
3. Dual
4. Rapid Eye Movement:Dreaming on Stravinsky
5. Loops




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